文才ないけど気にしない!!
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 「おい三蔵まだ着かねぇの?腹減って動けねぇよ~っ!!」 茶髪で金色の瞳、頭にキンコを付けている青年が叫んでいる。彼の名前は孫悟空。 悟「なぁ~ってばぁ」 「やかましいわっ!!」パンッ 悟「いてっ!!」 何処から取り出したのか、ハリセンで悟空を叩く。金髪で紫色の垂れ目のお坊さん?彼の名前は玄奘三蔵。 「だっ大丈夫?」 悟「あはは。大丈夫!大丈夫!」 悟空を心配した銀髪に銀目の少女。彼女の名前は李靖(リセイ)。 三「ったく・・・・・普段は殺しても死なねぇクセに」 悟「俺、充電式なんだもん」 三「イバんなっ(怒)」 李「まぁまぁ」 悟「やっぱ八戒のジープで迎えに来てもらえばよかったゃんかよ~!!」 三「うるせーなッ!もう少しで着くだろ!歩けバカ猿!!」 李「・・・・・・・・・(汗)」 ついに痺れを切らしたのか、悟空をゲシゲシと蹴る三蔵。李靖は見守るしかなかった。 悟「大体なんで急に悟浄と八戒に会いに来たんだよ?」 三「・・・・・・・確かめたいことがあるんだ・・・・・」 --------------------------------------------------------------------------- ----------------------------------------------- 五日前・長安・斜陽殿 三「北方天帝使、玄奘三蔵。参上致しました」 名乗り、斜陽殿の中に入る三蔵。入ると三仏神がいた。 神「よく参った三蔵。事は一刻を争う。急いてすまんな」 三「いえ」 三蔵は三仏神の前でひざまずく 神「既に知っておろう。この世界を侵食する"異変"について。西方から東方へ・・・今やその被害は桃源郷全土に渡る」 三「全ての妖怪における突然の狂暴化・・・・・・及び、自我の損失」 神「いかにも」 三「今や人間は妖怪に怯えながら、死と隣り合わせの恐怖の中に日々を生きております。"桃源郷"とは名ばかり・・・・・・さながら地獄絵図の様。一体何が元凶にあるのでしょうか?」 神「そなた・・・・・・"牛魔王"を知っておるか?」 "牛魔王"とは、五百年の昔・・・闘神・那托( ナタク)太子により天竺国・吠登城に葬られた大妖怪。人間との共存を拒み、私欲のままに人間を喰らったという。 神「---------その牛魔王が何者かによって蘇生されようとしている。しかも禁断の汚呪とされている"化学と妖術"の合成によって・・・・・・」 ----------------------------------------------- ----------------------- 李「"禁断"?」 悟「なんで?」 三「何が起こるか解らないからだ」 --------------------- ---------------------------------------------- 神「元々、化学と妖術は相入れぬもの。人間と妖怪との交配が禁忌とされているように、あらゆるバランスを崩すマイナスの波動を発することになる」 神「玄奘三蔵よ。そなたに命ずる。そなたが過去を共にした悟空・悟浄・八戒・・・・・・それから李靖。こちらに来なさい」 三仏神が言うと前の柱から橙色の胴着を着た銀目銀髪の少女が出てきた 神「彼女は李靖。訳あって過去の記憶がない妖怪だ」 李「はっはじめまして」 李靖と呼ばれた少女は三蔵に向け、ペコッと頭を下げる 神「彼女も共に連れ、西域・天竺国へ向かえ。牛魔王蘇生を阻止し、妖怪の自我を呼び戻す為に・・・"桃源郷"を取り戻す為に・・・」 三「御意」 --------------------- ------------------------------------------------------- 悟「え~と・・・・・つ~ま~り~俺達でそこへ行って実験を止めさせりゃあイイんだろ?楽勝じゃん!!」 三「お前ね・・・・・・」 李「あはは。そうだね!」 悟空の発言に、三蔵は盛大なため息をはき、李靖は大笑いした 悟「--------で、悟浄と八戒に確かめたいことって?」 三「・・・・・・・それは」 ガサッ 一瞬の音だが3人は聞き逃さず、音の方へ向く ザッ 「「「Σ!!」」」 すると妖怪が3匹。武器を持ちながら3人に襲いかかる 悟「"如意棒"っ!!」 その声と共に悟空手には赤い棒・・・如意棒が現れる。それを使い、敵の攻撃を受ける 悟「うらぁぁぁぁぁ!!」 敵の武器を弾き返し、更に自らの攻撃もくらわした 「うらッ!!」 李「・・・・・・・・・・」 敵の武器をよけるため後方宙返りをし、足が地面に着いた途端に地面を蹴り上げ、敵の顔面に真空跳び膝蹴りをくらわした 「ひゃはッ!!」 三蔵は敵の爪をギリギリの所で避け、後ろにまわる。それと同時に金冠が落ちる 三「遅いな」 「なッ・・・!?うがッ!!」ゴキィ 敵が気づいた時にはもう遅い・・・・・・三蔵は敵を思いっきり殴った。だが、3人の周りには大勢の妖怪によって囲まれてしまった 李「Σ!!」 悟「ま・・・・・まさかコイツら全部!?」 三「牛魔王に寝返った妖怪どもだ」 李「油断しましたね・・・・・・・」 ジュル・・・・・ 妖怪どもがコチラを見てヨダレを垂らしてる者もいれば、見据えてるものもいる 悟「うげッ・・・・・目がイッちゃってる」 「・・・・・・・・・人間だ」 「人間だ!!」 「喰え」 「喰ってしまえ!!」 「喰・・・」 「「「Σ!!?」 言葉の途中だというのに妖怪どもは首や顔、体を横一文字に綺麗に斬られてしまった。体が落ち、血が飛び散る。 ヒュン 「・・・やっと見えてきたぜ」 妖怪どもに斬ったらしき三日月型の刃が鎖に繋がられ、元にあるべき場所・・・声の主の元に戻る 「この世界に何が起こってンのかも。何故俺達でなきゃダメなのかもな」 声の方を向けば2人の男性 悟「悟浄!八戒!」 浄「よっ!生臭ボーズにバカ猿っ!・・・・・とあれ?女の子じゃん!!」 タバコをすっている真紅の長髪と瞳。そして左頬に傷のある男性。彼の名前は沙悟浄。 八「お久しぶりです♪あっ!はじめましての方もいますね」 深い緑色の瞳で左耳にカフスをしている笑顔の素敵な男性。彼の名前は猪八戒。 李「お知り合いですか?」 三「・・・・・・あぁ」 悟「バカ猿って呼ぶなよ!このエロ河童!!」 浄「じゃチビ猿か?あぁ!?」 八「まぁまぁ」 今にもケンカしそうな悟空と悟浄を「あはは」と笑いながらなだめる八戒。顔に手を当て、盛大なため息をする三蔵 李「クスクス」 [未完成] PR ![]() ![]() |
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